およそ3年ぶりの訪店となったセアブラノ神 壬生本店。京都では数少ない煮干し系の中華そばをメインに提供するラーメン屋で、2013年7月8日にオープンして約10年、四条大宮エリアでは屈指の人気店として君臨し続けているお店です。
今回僕がお店を訪問したのは日曜日の夜9時過ぎ。もうすぐ閉店が見えてきた時間帯なのでさすがに店頭の行列はなく、待ち時間なしですんなり入店できました…
セアブラノ神 壬生本店の店舗情報
- 店名:セアブラノ神 壬生本店
- 席数:16席(カウンター6脚、テーブル席2卓)
- 住所:〒604-8812 京都府京都市中京区壬生相合町25−4 デイスターアベニュー 1F
- 電話番号:075-432-7077
- 営業時間:11:00-15:00、18:00-22:00
- 定休日:元旦のみ
- 駐車場:なし
- クレジットカード払い:不可(食券制)
セアブラノ神 壬生本店のメニュー紹介
セアブラノ神 壬生本店では、入店して左側にある券売機で食券を購入してから席に座ります。令和5年11月某日のメニューと値段はこんな感じ…
3年前の訪店時と比べて平均100〜200円upという感じでしょうか。具体的には昔食べた特製背脂煮干しそばが1100円→1330円と230円up、まぜそば特は1050円→1100円と50円の値上げです。まあ、このくらいの値上げは仕方ないですね。この3年間、全世界で激動の時間を過ごしましたから…
一見「またおま系」の濃厚豚骨魚介だけど、それだけでは終わらないヤバい食べ物でした!セアブラノ神 壬生本店のつけ麺大300g
今回僕がセアブラノ神 壬生本店で注文したのはつけ麺大 300g(お値段 税込1200円)。すでにグランドメニューの2品「背脂煮干しそば」と「まぜそば」は食べ終えていたので(、今回は残ったつけ麺を食べようと決めていたんです。でも、お店に来てみたら11月限定で「イベリコ豚スタミナラーメン」というのをやっていて、食券を買う時になってかなり迷ったなぁ…
それはさておき、目の前に登場したつけ麺大はこんな感じ。麺とつけ汁のほかに、最初のサーブの段階で〆ご飯とスープ割りが一緒に出てきます。他店ではつけ麺の後はだいたい〆ご飯とスープ割りのどちらかで決まっていますが、これら両方が楽しめるのは嬉しいですよね。
まずは麺を1本引っ張り上げてすすってみましょうか。ちょっと茶色系の色がついた平打ち太麺で、口に入れる前から小麦の香りがプンプンします。しっかり冷水で締めてあるので歯応えが良く、喉越しも最高に気持ちいいです。
一方のつけ汁は、見た目でわかる「またおま系」の濃厚豚骨魚介スープ。しっかりとろみがついていて、舌触りはちょっとざらついた感じ。豚骨や魚介の風味は想像通りですが、他店のつけ汁よりかなり甘めの味付けになっています。
麺を食べ切って水筒に入った魚介出汁と白ごはんをつけ汁に投入。ここまでは至って普通に食べ進めてきたわけですが、この時点でとんでもないことに気づきました(気づくのが遅いというか…)。実は、このつけ汁の中に大量の背脂が入っていたんです。これ、めっちゃヤバくないですか?だって、スープ割りにしろ〆ご飯にしろ、このつけ汁を飲み干すことで大量の背脂が身体の中に入るということですから。おそらく、全国のつけ麺の中でも摂取カロリーはトップクラスなんじゃないでしょうか。特に持病のある方、このつけ麺は要注意です。
こんな感じで、完食して胃袋の満足感と少なからぬ背徳感を感じてお店を後にしました。店名が「セアブラノ神」ですから、つけ麺にも背脂が投入されていることは容易に想像できたわけですが、この日の僕は本当にアホでしたね。そんなわけでセアブラノ神 壬生本店のつけ麺、一癖ある濃厚豚骨魚介つけ麺としてガッツリ系男子にはおすすめです。でも、完食すると身体への負担はかなり大きいと思われるので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を…
セアブラノ神 壬生本店 (ラーメン / 四条大宮駅、大宮駅、丹波口駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
P.S. セアブラノ神 壬生本店の他の2つのグランドメニュー「煮干しそば」と「まぜそば」についての感想は、こちらの記事をご参照ください…