「世界一厚切り焼豚」ってどのくらい分厚いの?大阪・南方の人類みな麺類 大阪本店でらーめん原点を食す

令和2年夏以来の訪店となった、大阪のラーメン激戦区・南方にある人類みな麺類 大阪本店。僕がお店を訪れたのは日曜日だったのですが、ちょうど3件隣の別館が業態転換して「人類みな家族」として再オープンしたばかりで、ラーメン全品500円のキャンペーンをやっているところでした。

 

一方の本店の方は、朝っぱらからすごい盛況でしたね。僕がお店に到着した9時5分前には、すでに20人を超える長蛇の行列ができてましたから。でも、行列に並んで入店待ちをしている間、僕は徐々に違和感を覚えるようになりました。その違和感は何なのかというと…

 

人類みな麺類 大阪本店の店舗情報

  • 店名:人類みな麺類 大阪本店
  • 席数:22席(うち4人がけテーブル席1卓)
  • 住所:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島1丁目12−15
  • 電話番号:非公開
  • 営業時間: 10:00-翌3:00(土日祝日は9:00開店、金・土は翌4:00閉店)
  • 定休日:無休
  • 駐車場:なし
  • クレジットカード払い:不可(現金払いのみ)

 

僕の中で抱いていた違和感とは、「お店にかつての勢いがない」ことでした。この日は開店時間から17分遅れてようやく開店し、そこから僕の入店までさらに1時間以上かかりました。店内に席数は20席ちょっとあるので、先頭から20人前後であればギリギリ一巡目での入店あるいは二巡目の先頭くらいの位置になるはずですが、この日は僕の前10人くらいも開店時にお店に入れなかったんです。

 

実際僕がお店に入ってみても、店内のレイアウトはほぼ変わってません。ただ、働く店員さんの数が3人と激減してました。そのためか、店内の客席を全部使わずに半分くらいの規模で営業をしていた…というわけです。

 

この時僕は「新店舗のキャンペーンで人を取られているんだろうな…」と思って納得したのですが、後日人類みな家族の方にも行ってみると、こちらもかつてのような活気がなくて働くスタッフも3〜4人。正直、心配になりました。いくらお客さんに求められていても、サービスを提供する側にその供給能力がなかったら、その結末はとっても残念なことに…本店、新店の人類みな家族ともに、かつてのような勢いを早く取り戻してもらいたいものです。

 

人類みな麺類 大阪本店のメニュー紹介

それはさておき、令和6年1月末時点での人類みな麺類 大阪本店のメニューをご紹介しましょう…

 

人類みな麺類 大阪本店のメニュー

 

基本のラーメンメニューは「らーめん原点」「らーめんmicro」「らーめんmacro」の3種類で変わらず、値段も3種類で同料金。値段はチャーシューの厚さで3段階に分けられていて…

  • 薄切り焼豚 770円+税
  • 厚切り焼豚 1090円+税
  • 世界一厚切り焼豚 1430円+税

となっています。デフォルトの「厚切り焼豚」の時点で「究極のチャーシュー」などとネットの口コミで大絶賛だった人類みな麺類のチャーシューですが、さらにその上をいくチャーシューが誕生したわけで、ここは行っとかないといけないでしょう!

 

「世界一厚切り焼豚」ってどのくらい分厚いの?人類みな麺類 大阪本店のらーめん原点でその実態を明らかにする

というわけで、今回僕が人類みな麺類 大阪本店で注文したのは、僕が大好きなラーメンの1つである「らーめん原点」。もちろんチャーシューは「世界一厚切り焼豚」にして、お値段は税込で1573円なり…

 

人類みな麺類 大阪本店のらーめん原点 世界一厚切り焼豚

 

目の前に着丼となったらーめん原点はこんな感じ。画像で上の方に浮かんでいるのが「世界一厚切り焼豚」ですが、肉の大部分がスープの中に沈んでしまっていて全体を把握することができません。なので…

 

人類みな麺類 大阪本店のらーめん原点 世界一厚切り焼豚 チャーシュー

 

箸でつまんでひょいと持ち上げてみました。ざっくりと厚さ3〜4cm、奥行き6〜7cmといった感じでしょうか。デフォルトの「厚切り焼豚」の約2倍の大きさ。1枚の大きさだけで考えれば、二郎系ラーメンの豚よりも圧倒的に存在感があります。本当に世界一なのかは分かりませんが(大体こういうのは二番煎じが出てきてその上を狙おうとする)、少なくとも「世界一」を自称する資格は十分にあると思わせるインパクトです。

 

人類みな麺類 大阪本店のらーめん原点 世界一厚切り焼豚 麺

 

それでは、早速いただきましょう…動物系の出汁が効いた甘口の醤油スープは、時が経っても変わらない安定の旨さ。その一方で麺は大きく変わりましたね。見た目はそれほど変わらないのですが、歯応えがふんわり柔らかくて優しい感じの麺になっています。この麺、らーめん原点の甘口スープにすごく合っています。前のパツパツ食感の麺も大好きでしたが、個人的には今の麺の方が好きですね。

 

チャーシューは脂がとろとろ、肉の部分も柔らかくて、相変わらずとっても食べやすいです。これがかつての2倍の量を楽しめるわけですから、チャーシュー好きならお財布の状況が許す限り「世界一厚切り焼豚」を食べない理由はありません。

 

こんな感じで久々に訪問した人類みな麺類 大阪本店、ラーメンの味は確実に以前よりグレードアップしていました。願わくば、少しでも早く昔の活気を取り戻してもらいたいものです…

 

 

P.S. 人類みな麺類 大阪本店のその他のメニュー「らーめんmicro」「らーめんmacro」の感想など、より詳しい情報をメインサイトの記事で公開していますので、このまま下のリンクをクリックしてメインサイトの記事を続けてお読みください…

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