「特上」にするとなぜ「中華そば」からメニュー名が変わるのか?新福菜館本店で上位メニューの「特上新福そば」を食す

京都のラーメンを語る上では絶対に欠かすことのできない、JR京都駅から徒歩5分のところにある新福菜館本店に行ってきました。メインサイトの記事としてupしたのが2019年9月になっているので、すでに4年以上お店を再訪していないことになるでしょうか。本当に久しぶりです。

 

この日の僕がお店を訪れたのが、とある土曜日のちょうど12時頃。お店に到着すると、案の定店頭から跨線橋に向かって15人ほどの行列ができていました。この時点から僕が実際に席に案内されるまでの待ち時間は約20分。思ったより早めに入店できて、この日はラッキーでしたね…

 

新福菜館本店の店舗情報

 

新福菜館本店のメニュー

そんな新福菜館本店のメニューは、4年前の記録と変わらず…

  • 特大肉多目 1250円
  • 肉多目 1000円
  • 竹入中華そば(メンマ入り) 900円
  • 中華そば(並) 850円
  • 中華そば(小) 700円
  • 中華そば(肉なし) 650円
  • ヤキメシ 600円(大 700円)

こんな感じで、4年前と比較して全メニュー100〜150円ほどの値上げ。この激動の4年間を過ごしてたった100円程度の値上げに留めているって、ホントありがたい限りです。この間にコンビニ弁当なんか多分平均して200円くらい上がっているわけで…いや、でも本当にお店には無理だけはしないでほしいですね。美味しい中華そばが食べられなくなってしまうのが、僕たちにとって一番の損失なので…

 

「特上」になるとなぜ名前が変わる?新福菜館本店で上位メニューの「特大新福そば」を注文してみた

今回僕が新福菜館本店で注文したのは、中華そばの上位メニューである「特大新福そば(お値段 税込1000円)」。お店のメニューを見ていて不思議に思ったんですよね。「中華そばの大盛りになると、なんで名前が新福そばに変わるんだろう?」って。で、実際に目の前に現れたのがこれなんですが…

 

新福菜館本店の特大新福そば

 

丼の中央に生卵がポトリと落とされています。多分これが「中華そば」→「新福そば」へとメニュー名が変わる理由でしょう。いや、待てよ?そう言えば、昔注文した中華そばには野菜がこんなに入ってなかったぞ。ということは、麺量が大盛りになっているだけじゃなくて、トッピングもかなりグレードアップしていることになりますね。

 

新福菜館本店の特大新福そば スープ

 

それでは、丼の縁までなみなみと注がれていて、運ばれている途中から溢れまくっているスープからいただきましょう…「見た目は黒いけど、意外とあっさり」って決まり文句はまさにこのラーメンのためにあるんじゃないか?って感じのスープ。塩味は控えめで、醤油のまろやかさを感じ、豚+鶏から抽出された出汁がじわじわ身体に浸透してきます。見た目に反して朝ラーにもちょうど良いような気もしますね。

 

新福菜館本店の特大新福そば 麺

 

これに対する麺は、京都では有名な近藤製麺製のストレート中太麺。久しぶりに食べたら、他店で使われている近藤製麺製の麺よりも一回り太めのように感じました。その分口の中に入れた時の存在感は大きくて、ずっしりとした重量感を感じます。元々「特大」になっていて麺量自体も多いので、食べ応えは満点です。

 

新福菜館本店の特大新福そば チャーシュー

 

そしてトッピングのメイン・チャーシュー。昔はチャーシューと言うよりバラ肉っぽかった記憶があったのですが、作り方を変えたのかな?今回は普通にチャーシューでした。しかも、そのチャーシューが平気で10枚以上!「肉多目」じゃないのに普通にチャーシュー麺です。

 

新福菜館本店の特大新福そば 生卵

 

最後に、全メニュー中「新福そば」にのみトッピングされている生卵。スープの味変アイテムとして使えますが、僕的には「なくてもいいかな」って感じです。元々スープの味が濃いわけではないですし…生卵よりは煮卵の方がありがたいかもです。

 

 

P.S. 新福菜館本店の看板メニューの1つ・ヤキメシや「肉多目」の中華そばの感想など、より詳しい情報をメインサイトの記事で公開しています。もし新福菜館本店に興味があれば、下のリンクをクリックして本文を続けてお読みください…

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