令和3年6月以来の訪店となった、京都の一乗寺にあるラーメン荘夢を語れ。あれ以来、一度長期の臨時休業に入ったと聞いていましたが、どうやら昨年7月から営業再開していたようです。
今回僕がラーメン荘夢を語れを訪れたのは、とある日曜日の夜8時半頃。日曜の夜遅めの時間帯だというのに、お店の前には若者を中心に15人以上の人が行列を作って並んでました。入店するまでのこの日の待ち時間は約40分。だいぶ冷え込んだ夜だったので、外待ちがかなりしんどかったですね…
ラーメン荘夢を語れの店舗情報
- 店名:ラーメン荘夢を語れ
- 住所:〒606-8112 京都府京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町48−1
- 席数:カウンター10脚
- 電話番号:075-724-5995
- 営業時間:17:00-23:00、土曜のみ昼営業12:00-15:00もあり
- 定休日:日曜〜火曜日
- 駐車場:なし
- クレジットカード払い:不可(食券制)
ラーメン荘夢を語れのメニュー紹介
ラーメン荘夢を語れでは、行列に並ぶ前に店内の券売機で食券を購入するシステムになっています。令和5年11月現在のメニューはこんな感じで…
ラーメンも汁なしも3年前より100〜150円の値上げとなっています。前は小サイズのラーメン・つけ麺の設定がなかったのですが、今は麺量200gのラーメン小と汁なし小が新たにメニューに追加になって、女性にとってさらに注文しやすくなった感じがしますね。一方で、麺量400g以上のデカ盛りを希望する場合には、ラーメン大の食券に加えて「麺マシ(プラス100円)の食券購入が必要になりますのでご注意を。
エッジの効いた醤油ダレに豚の旨味がガッツリ!ラーメン荘夢を語れの汁なし豚マシ(野菜マシマシ、ニンニクアブラマシ)
今回僕がラーメン荘夢を語れで注文したのは、前回訪店時からずっと気になっていた汁なし(小)。ラーメン工藤の時と同じく今回も麺量は200gに減らしていますが、その分豚マシ(プラス250円)にしているのと、コールは「野菜マシマシ、ニンニクアブラマシ」にしています。
着席してから待つこと約5分、目の前に運ばれてきた汁なし(小)はこんな感じ…
大迫力のチャーシュー4枚の上に、なんだかよくわからないものがドロっとかかっています。
横から見るとこんな感じ。麺量200gとは言え、丼と同じ高さくらい野菜や豚が縁から迫り上がっているので、見た目のインパクトはこれでも十分です。
このままでは麺にありつくのが困難なため、まずは野菜から胃袋に収めていくことにします。頂上にかかったドロっとしたもの、結局何だったんだろう?食感的には「何かで味付けされたシーチキン」って感じに思えたのですが…味的にもあまりはっきりせず、とりあえずスルーしてお腹に収める形になりました。代わりにいつも活躍してくれるのが、いつも別皿で出してくれる増量分のアブラ。こいつで野菜に味を加えつつ、ひたすた食べ進めて野菜の山を減らしていきます。
天地返しに持っていくためには、野菜だけじゃなくこの巨大な豚も少し消費しないといけません。相変わらず分厚くて、チャーシューというよりもはや豚の塊とでも言うべき1枚。この日の豚は赤身中心の歯応えがあるもの2枚と、脂身を多く含んだジューシーなもの2枚。お店の方で意図的にそうしてくれたのかは分かりませんが、一度で両方の食感を楽しめたのは嬉しかったですね。
さて、7割方野菜を消費したところで、天地返しの前に丼の中にある汁なしのタレとご対面。こいつを麺と野菜にしっかり行き渡るように天地返しをして…
ようやく麺をすする段階までやってきました。ここにたどり着くまで少し時間が経ったのもあって若干柔らかくなった感があるものの、ワシワシ感を感じられるくらいの麺のコシはしっかり残っています。この麺をコーティングする醤油ダレはしっかりエッジが効いていて、それに負けないくらいの豚の旨みがガッツリ!デフォルトで振られたブラックペッパーと増量したニンニクも相まって、めっちゃジャンキーな味に大満足!でした。
こんな感じで、ものの数分で汁なし(小)を一気に完食。後になって振り返ってみれば、細かい点で違いはあるものの、味的にはスープありのラーメンと大きく違わないように思います。というわけで、「ラーメンと汁なしのどっちを食べようか…」と悩む必要はありません。まあ、この日の夜は結構寒かったんで、食べ終えて僕は「ほとんど味が変わらないのならスープありにすれば良かった」と、ちょびっとだけ後悔もしたんですが…
P.S.ラーメン荘夢を語れについてもう少し詳しい情報をこちらの記事で紹介しています。このお店に興味があれば、ぜひ下のリンクをクリックして記事をお読みください…