大阪の出汁文化を反映したあっさり塩ラーメンで人気爆発!らーめん鱗 茨木店が提供するオリジナル汁なし麺「辛和えめん」はどんな味?

令和3年秋以降の訪店となった、大阪府茨木市にあるらーめん鱗 茨木店。今となっては大阪発の塩ラーメンの人気店として不動の地位を確立したと言ってもいいくらいブランド力のあるお店ですが、当時は新型コロナ禍の真っ最中という事情もあり、率直に言ってあまり賑わっていなかった印象がありました。

 

それから2年経った令和5年11月、久しぶりにお店の近くを通ることができたので、その日の夕食にしようと19時頃にお店に立ち寄ることにしました。夕食のピークタイムなのである程度の混雑が予想されましたが、今回も店頭には先客3人だけで、割とすんなりと入店できましたね…

 

らーめん鱗 茨木店の店舗情報

  • 店名:らーめん鱗 茨木店
  • 席数:15席(カウンター席5脚、テーブル席3卓)
  • 住所:〒567-0816 大阪府茨木市永代町10−19 壱番館クラタ 1F
  • 電話番号:072-665-8807
  • 営業時間:11:00-14:30、17:00-22:00
  • 定休日:基本的に無休
  • 駐車場:なし
  • クレジットカード払い:不可(食券制)

 

らーめん鱗 茨木店のメニュー

前にらーめん鱗 茨木店を訪店した2年前と比べてメニューに大きな変化はありません。過去に食べたメニューで値段を比較すると、塩ラーメンが800円→850円と50円だけの値上げとなっていて、最上級ラーメンメニューのチャーシュー麺でも一杯1150円とリーズナブル。僕たちが気軽に利用し続けられるように、きっとお店の方でかなり頑張ってくれているんだろうな…という印象を受けました。

 

らーめん鱗 茨木店のメニュー 令和5年11月

 

ただ、1つだけ前回からの変更点。前はお会計が現金でのやり取りだったのですが、今は券売機が導入されています。入店と同時に右手にある券売機で食券を購入してから奥に入りましょう。また、券売機でのトラブルを極力避けるためにも、千円札を含めた小銭を十分に用意してからの訪店をおすすめします。

 

あっさり系の塩ラーメンで人気爆発したらーめん鱗 茨木店が提供する第三の麺メニュー「辛和えめん」、実際食べてみてどうだった?

今回僕がらーめん鱗 茨木店で注文したのは、塩ラーメン、醤油ラーメンに続く第三の麺メニュー「辛和えめん(お値段 税込950円)」。メニュー表に「ごはんが合います!」と書いてあったので、一緒に白ごはん(お値段 税込200円)もオーダーすることにしました。

 

券売機を店員さんに渡してから待つこと約5分、目の前に運ばれてきた辛和えめんはこんな感じ…

 

らーめん鱗 茨木店の辛和えめん

 

温玉を中心に刻みチャーシュー、レアチャーシュー2枚、刻みネギ、削り節、カイワレと、お値段 950円の割にはかなりトッピングが豪華な印象。左にある小瓶にはおろしニンニクが入っていて、お好みの量を投入して香りづけすることができます。

 

では、丼の底に沈んでいるタレをなじませるように全体をかき混ぜて…

 

らーめん鱗 茨木店の辛和えめん 麺

 

麺をすすってみましょうかね。麺は軽く縮れのついた中太麺で、多分ラーメンで使っているものと同じ麺屋棣鄂製。縮れがある分タレの絡み具合は良好で、麺にコシがしっかりあって、まぜそば系にもこの麺はすごくよく合っているように感じました。

 

一方でタレは基本まろやかな醤油ダレベースで、唐辛子で辛味をつけてはありますが、良く言えば上品、悪く言えばパンチが足りない気がします。辛さもそれほど強い方ではなく、最後まで汗一滴かかずにペロリといけちゃいました。個人的には、辛さ+香ばしさを足すためにラー油があればなぁ…と、食べていて感じましたね。まあ、らーめん鱗はあっさり系のラーメンで勝負しているので、この辛和えめんも意図的にそのように作っているのかもしれませんが。

 

らーめん鱗 茨木店の辛和えめん 〆ご飯

 

最後に残ったタレにご飯を投入して、しっかりかき混ぜて全回収。麺とご飯を合わせて、ボリューム的には十分満足できました。油そば系としてはインパクトが弱めなので、ガツンといきたいです時には物足りなさを感じると思いますが、逆に言うと人に会う前などでも食べられるのは利点かもしれません。あまり辛いのが得意ではない人でも食べられそうな気がするので、らーめん鱗でちょっと変化をつけたいな…と感じた時には一度試してみてはいかがでしょうか?

 

P.S. らーめん鱗 茨木店について、もう少し詳しい情報をこちらの記事で紹介しています。このお店に興味があれば、ぜひ下のリンクをクリックして記事をお読みください…

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